「知覚和它的推移」

Megumi Shimizu + Sakiko Yamaoka "Perception and the Transition"

「知覚和它的推移」

『知覚とその推移』”Perception and the transition”10 September at 17:00–21:00

主催、出演:清水恵美Megumi Shimizu、山岡さ希子Sakiko Yamaoka

協力:アウフヘーベン Studio Aufheben

台東区東上野6-24-8, 二美ビル1F, Taito-ku, Tokyo, Japan 110-0015

パフォーマンスアートは体験の共有である、という原点を掘り下げる、シンプルなパフォーマンスアートのイベントをしたいと考えています。パフォーマンスは、2人別々同時間内に行います。終了後、懇親会をします。(ドリンク販売します)

关于行为艺术现场的原点“共鸣体验”来做简单的活动。行为是同时发生,一个室内,一个室外的。结束后有交流会。


山岡さ希子パフォーマンス『不易流行』

身体と時間が直接に向き合う、パフォーマンスをしたいと思います。山岡は、20年余パフォーマンスアーティストとして様々な作品を作ってきました。その一連の活動を一つのアクションとするならば、そのアクションという「一つの場所」から、私は、その年月の間の世界、社会、そのあり方、価値、人々、とその姿などを眺め、関わってきたと言えます。そして、それらの多くは、空を行く雲のようにゆっくりだけれど確実に変化し、一つ一つの時点で、手感触をもって確かだと思っていた事のほとんどが、車窓の笑顔が去るように移り、時には突如として顕れ/消滅し、ゆらいだり、変容したりするのでした。それは止めらない、手に残らない、それはだれにも抗えないことのようです。かつて、学生の時に本などで学んだ「無常」という言葉の真の意味を、観念としてではなく、心痛みつつ、体験として、まざまざと了解させらています。私の意識や身体も変化しました。不易流行?私たちが「今は」、ともに、ここにいる、ということは変わりません。実際にすることは、テーブルと椅子をしつらえ、そこにわたしは腰掛け、両手をテーブルにのせ、その掌の上に幾らかの量の「バター」を載せ、あるいは、手で包んで、あるいは手で囲んで、そして、それを眺める、見つめる、というアクションです。2〜3時間のドュレーションのパフォーマンスです。「変わらないもの」もしそれがあるとすれば、それは何なのか、皆さんに、ご意見をお聞きするかもしれません。

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山岡さ希子Sakiko Yamaoka过去作品

「知覚和它的推移」

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清水恵美パフォーマンス 『あるく_はだしで』

15年間の中国滞在の後、今年4月に関東圏に引っ越してきました。15年ぶりの東京はカルチャーショックの連続。まず目についたのは、母国語で書かれた街角の看板やチェーン店スーパーのポップなど。中国から帰った私はその物珍しさと安さから物欲を抑えられませんでした。毎日安い食材を買い、料理を作りこなしていく毎日。胃がもたない、からだの声が聞こえなくなった時に自ずと靴を脱ぎ、裸足で歩きたくなりました。足の裏から、色んなことがわかります。コンクリートの様々なテクスチャ、毎日の温度、コンビニの床が中国のアパートの部屋と同じこと、重い荷物。気づいたことは、足からの触感の情報が、目や耳からの大量の宣伝情報を減らしてくれることでした。五感を使い、情報を立体的/全体的に分散させ、体験として選びなおすことは、グラウンディング/地に足のついた活動をするためにも、今この場所に必要なことではないでしょうか。今回は希望者の方に参加してもらい、アウフヘーベンから入谷の鬼子母神まで皆で裸足で歩き、「痛い痛い」とか「思ったより早く慣れる」など、発見の体験を皆でシエア出来たらと思っています。

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清水惠美过去作品

「知覚和它的推移」

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーープロフィール

山岡さ希子

1984年、武蔵野美術大学油絵学科卒業後、博物館やギャラリーに勤めながら、絵画の作品、パフォーマンスアートの作品(1992年より)を発表し始める。1997年よりフリーランス。以後、毎年、欧米、アジアなどのアートフェステイバルに参加している。

2000年、東京芸術大学大学美術館にてイベント「パフォーマンスアート!」を企画と作品制作

2004年、国際交流基金の派遣事業でドイツに滞在。

2005年、横浜トリエンナーレ応援企画にて「ドイツのパフォーマンスアーティストの紹介:出会うためのアート」のディレクターと作品制作。

2007年、日本の5人のアーティストとともに、ドイツの5都市のパブリックスペースでパフォーマンスをする企画「出会うためのアート2」。

2013〜2014年日本の現代美術作家展「トランスレーターテーマパーク」(マルメ、ウプスラ美術館、スエーデン)。

2015年 ドゥローイングの個展「Extra senses」(グリゼット、新宿ゴールデン街)など。

清水恵美

1996年 京都芸術大学日本画卒業

2001年 杭州・中国美術学院水墨画科入学

2003年 北京中央美術学院民間芸術科入学

2005年 個展を契機にパフォーマンスを始める。その後中国を中心に、アジアのパフォーマンスのイベントに参加。 北京にてアーティストとのコラボレーションワークやワークショップを企画。

2008年 北京中央美術大学大学院卒業

2009年 広東省汕頭大学芸術科・身体と空間のワークショップ

2010年 北京李絹芸術学校・身体と空間のワークショップ

2016年 ゲーテ・インスティトゥート北京 /「falling」ワークショップ

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